context . stroke() …… 現在の線スタイルでサブパスを輪郭表示する
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stroke()メソッドは、 現在の線スタイルでサブパスを輪郭表示する際に使用します。
線スタイルは、
lineWidth・
lineCap・
lineJoin・
miterLimit・
strokeStyle
などの属性で指定します。
長さ0の線分はパスが輪郭表示される前に取り除かれます。また、空のサブパスは無視されます。
■パスの表示とスタイル指定、および、変形との関係
パスが表示される際には、塗りつぶしスタイルや線スタイルの指定により表示のされ方が変化しますが、
stroke()メソッドやfill()メソッドで表示されることで、パス自体が影響を受けることはありません。
パスには影・透明度・切り抜き・合成などの効果も適用できます。
一方、パスに変形を適用した場合は、パスが作成される際に影響を受けます。
stroke()メソッドやfill()メソッドでは、
すでに変形が適用されているパスを表示することになります。
■使用例
HTML + JavaScriptソース
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>canvasで図形を描く</title>
<script type="text/javascript">
<!--
function test() {
//描画コンテキストの取得
var canvas = document.getElementById('sample');
if (canvas.getContext) {
var context = canvas.getContext('2d');
//ここに具体的な描画内容を指定する
//線幅2を指定する
context.lineWidth = 2;
//一筆書きで星形のパスを描く
context.beginPath();
context.moveTo(90,60);
context.lineTo(210,60);
context.lineTo(110,130);
context.lineTo(150,20);
context.lineTo(190,130);
context.closePath();
//現在のパスを輪郭表示する
context.stroke();
}
}//-->
</script>
</head>
<body onLoad="test()">
<h2>Canvasで図形を描く</h2>
<canvas width="300" height="150" id="sample" style="background-color:yellow;">
図形を表示するには、canvasタグをサポートしたブラウザが必要です。
</canvas>
</body>
</html>
↓↓↓
ブラウザ上の表示
Canvasで図形を描く
■関連項目
<canvas> …… 図形を描く
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