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CSSで指定できる長さの単位は種類が豊富です。それぞれ特徴があるので目的に応じて使い分けます。
%(パーセント)、em(エム)、ex(エックス)は、
ブラウザの表示領域や他の要素サイズとの関係で算出される相対的なサイズ指定です。
ブラウザの操作によって変化する柔軟な単位であり、文字サイズの指定などに適しています。
px(ピクセル)は、スクリーンの1ピクセルの長さを1とした単位です。
実際にモニタに表示されるサイズは、そのモニタの解像度に依存するので、どのモニタで表示しても実寸がきっちり揃うということではありません。
pxはスクリーンで表示される際のレイアウトをピクセル単位できっちり揃えるのに適していますが、
pxで文字サイズを指定すると、古いブラウザではユーザーの操作で文字サイズを変更できなくなることがあるので注意してください。
mm(ミリメートル)、cm(センチメートル)、in(インチ)、pt(ポイント)、pc(パイカ)などの単位は、
主に印刷用として使用される単位です。
% | 親要素の領域や初期値を基準として、%で相対的にサイズを指定 |
---|---|
em | 文字の高さを 1em とした単位 |
ex | 小文字のxの高さを1exとした単位 |
px | スクリーンの1ピクセルの長さを1pxとした単位 |
mm | ミリメートル |
cm | センチメートル(1cm=10mm) |
in | インチ(1in=2.54cm) |
pt | ポイント(1pt=1/72in) |
pc | パイカ(1pc=12pt) |
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