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<em>タグは、強勢する(アクセントを付ける)箇所を表す際に使用します。
<em> ~ </em>を入れ子にすることで、
コンテンツの特定個所が持つ強勢の度合いを指定し分けることができます。
同じ文でもどの個所をどの程度の強さで強勢するかによって、ニュアンスが異なってくるでしょう。
例えば、「猫はかわいい」という文を、「<em>猫</em>はかわいい」とすれば、
(犬などの他の動物じゃなくて…)というニュアンスが出せるかもしれません。
また、「猫は<em>かわいい</em> 」とすれば、(猫はかわいくないという意見への反論)というニュアンスが出せるかもしれません。
em要素は、HTML4.01では強意(意味を強める)を表す要素でした。
HTML5では強勢する(アクセントを付ける)箇所を表す要素となり、これまでとは意味が変更されています。
尚、段落内の一部を際立たせるためにテキストをイタリック体にする場合には、<em>より<i>のほうが適切です。
また、<em>には重要性を伝える意味はありません。強意・強調が目的の場合には<strong>を使用してください。
<p>
犬は苦手なの。<em>猫</em>はかわいいと思うけど…<br>
あなたは、猫なんか<em>かわいくない</em>って言うけれど、私は猫は<em>とっても<em>かわいい</em></em>と思うの…
</p>
犬は苦手なの。猫はかわいいと思うけど…
あなたは、猫なんかかわいくないって言うけれど、私は猫はとってもかわいいと思うの…