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<span>タグは、ひとつの範囲として定義する際に使用します。
<span>はそれ自身では何も意味を持っていませんが、style属性・class属性・lang属性・dir属性などの属性と一緒に使用する場合に便利な要素です。
これらの属性と組み合わせることで、<span>~<span>で囲まれた範囲に
スタイルシートやスクリプトを適用したり、その範囲の言語や表記方向を指定することができます。
lang属性は、言語を指定する際に使用します。
例えば、日本語の本文中に部分的に英語が混じる場合などに、読み上げブラウザなどへの影響を考慮して言語を指定します。
lang属性の値は、日本語ならja、英語ならenとなります。
dir属性は、テキストの表記方向を指定する際に指定します。
dir属性の値は、表記方向が左から右ならltr(left-to-right)、右から左ならrtl(right-to-left)となります。
span要素は、HTML4.01からHTML5へのバージョンアップで大きな変更はありません。
<p>
絵の具の
<span style=”background-color: #0099FF”>青色</span>と
<span style=”background-color: #FFFF00″>黄色</span>を混ぜると
<span style=”background-color: #33CC33″>緑色</span>になります。
</p>
絵の具の
青色と
黄色を混ぜると
緑色になります。