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★HTML Living Standard リファレンス

<details> …… 詳細情報を表す
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<details>タグは、詳細情報を表す際に使用します。

details要素は、追加の詳細情報やコントロールを表します。

details要素の最初の子要素となるsummary要素が存在する場合、そのdetails要素の概要や凡例を表します。
details要素の残りの内容は、さらに追加の詳細情報を表します。

■属性

open属性
追加の詳細情報を表示するかどうかを指定します。

■使用例

以下のサンプルは、データコピーの進捗状況をマークアップしています。
details要素の最初の子要素となるsummary要素内に「コピー中…」である旨の概要を表し、
その後に続く内容としてより詳しい技術情報を提供しています。

HTMLソース

<section>
 <h1>コピーの状況</h1>
 <details>
  <summary>コピー中... <progress max="375505392" value="97543282"></progress> 25%</summary>
  <dl>
   <dt>転送速度:</dt> <dd>452KB/s</dd>
   <dt>ローカルファイル名:</dt> <dd>/home/rpausch/raycd.m4v</dd>
   <dt>リモートファイル名:</dt> <dd>/var/www/lectures/raycd.m4v</dd>
   <dt>時間:</dt> <dd>01:16:27</dd>
   <dt>カラープロファイル:</dt> <dd>SD (6-1-6)</dd>
   <dt>寸法:</dt> <dd>320×240</dd>
  </dl>
 </details>
</section>

↓↓↓

ブラウザ上の表示

コピーの状況

コピー中… 25%
転送速度:
452KB/s
ローカルファイル名:
/home/rpausch/raycd.m4v
リモートファイル名:
/var/www/lectures/raycd.m4v
時間:
01:16:27
カラープロファイル:
SD (6-1-6)
寸法:
320×240

■使用例

以下のサンプルは、details要素を使用して、一部のフォームコントロールをデフォルトで非表示にしています。

HTMLソース

<details>
 <summary><label for=fn>ファイルを探す</label></summary>
 <p><input type=text id=fn name=fn value="" placeholder="ファイル名の一部"></p>
 <p><label>拡張子: <input type=text id=ext name=ext value="" placeholder="拡張子の一部"></label></p>
 <p><label><input type=checkbox name=pm> 前方一致</label></p>
 <p><label><input type=checkbox name=bm> 後方一致</label></p>
</details>

↓↓↓

ブラウザ上の表示

open属性は追加の詳細情報を開いた状態にする

details要素にopen属性を指定すると、概要と追加の詳細情報の両方がユーザーに表示されます。
open属性が存在しない場合、概要のみが表示されて追加の詳細情報は非表示となります。

■使用例

以下のサンプルは、details要素にopen属性を指定した場合と指定しない場合を比較した使用例です。

HTMLソース

<details open>
 <summary>ステータス: 運行中</summary>
 <p>速度: 12m/s</p>
 <p>方向: North</p>
</details>

<details>
 <summary>ステータス: 運行中</summary>
 <p>速度: 12m/s</p>
 <p>方向: North</p>
</details>

↓↓↓

ブラウザ上の表示

ステータス: 運行中

速度: 12m/s

方向: North

ステータス: 運行中

速度: 12m/s

方向: North

■使用例

以下のサンプルは、ユーザーが要素を開いたり閉じたりした際に、
summary要素の文字色が変化するようにCSSでスタイルを指定しています。

HTMLソース

<style>
 details.sample > summary { transition: color 1s; color: black; }
 details.sample[open] > summary { color: blue; }
</style>

<details class="sample">
 <summary>ステータス: 運行中</summary>
 <p>速度: 12m/s</p>
 <p>方向: North</p>
</details>

↓↓↓

ブラウザ上の表示

ステータス: 運行中

速度: 12m/s

方向: North

details要素は脚注には適さない

details要素は、脚注には適していません。
脚注をマークアップする場合、短めの脚注ならtitle属性に記述しても良いでしょう。
セクション単位の長めの脚注なら、aside要素にまとめてa要素でリンクしても良いでしょう。
図または表の脚注なら、figcaption要素caption要素を使用しても良いでしょう。

■関連項目

  • <details> …… 詳細情報を表す
  • <summary> …… 詳細情報の概要を表す
  • <dialog> …… ダイアログボックスを表す
  • <aside> …… メインコンテンツとは別のコンテンツであることを表す
  • <figure> …… キャプション情報を表す
  • <figcaption> …… figure要素のキャプションを表す
  • <small> …… 小さな活字にされる内容を表す
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