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<dfn>タグは、定義された用語を表す際に使用します。
dfn要素のtitle属性は、定義された用語の正式名称を示す場合に使用できます。
dfn要素のtitle属性の値に指定するのは定義用語の正式名称のみで、それ以外の情報を含めてはいけません。
以下のサンプルは、典型的なdfn要素の使用例です。
dfn要素のtitle属性を使用して、定義された用語の正式名称を示しています。
<p>
<dfn title="Garage Door Opener">GDO</dfn>は、
当社の開発したリモートワーク情報共有システムです。
</p>
GDOは、
当社の開発したリモートワーク情報共有システムです。
dfn要素とabbr要素を併用すると、
定義された用語が略語であることを示すことができます。
dfn要素の子要素がtitle属性を持つabbr要素の場合、
abbr要素のtitle属性に指定された値は、定義された用語の正式名称を表します。
dfn要素の祖先要素に指定されたtitle属性は、dfn要素に影響しません。
以下のサンプルでは、「GDO = Garage Door Opener」という用語が最初の段落で定義され、2番目の段落でも使用されています。
実際に画面に表示されるのは、その省略形「GDO」です。
<p>
<dfn><abbr title="Garage Door Opener">GDO</abbr></dfn>は、
当社の開発したリモートワーク情報共有システムです。
</p>
<p>
誰かが<abbr title="Garage Door Opener">GDO</abbr>
を起動すると、他のメンバーに通知されます。
</p>
GDOは、
当社の開発したリモートワーク情報共有システムです。
誰かがGDO
を起動すると、他のメンバーに通知されます。
dfn要素は、その定義用語が出てくるたびにdfn要素に指定するのではなく、
最初に出てきた定義用語のみをdfn要素に指定するのが一般的です。
2回目以降に定義用語が出てきたら、
最初に出てきたdfn要素に向けてa要素でリンクを指定しても良いでしょう。
dfn要素に向けてa要素でリンクを指定すると、dfn要素による定義用語を参照先として示すことができます。
以下のサンプルでは、a要素でリンクを指定して参照先を明確にしています。
<p>
<dfn id=gdo><abbr title="Garage Door Opener">GDO</abbr></dfn>は、
当社の開発したリモートワーク情報共有システムです。
</p>
<p>
誰かが<a href=#gdo><abbr title="Garage Door Opener">GDO</abbr></a>
を起動すると、他のメンバーに通知されます。
</p>