よくある質問(FAQ)
- このウェブサイトは何ですか?
- HTMLやCSSの早見表です。
- 誰が使いますか?
- ウェブを学ぶ人やウェブをつくる人です。
- どのように使いますか?
- 目的別やABC順で知りたい項目を探します。
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<dl>タグは、記述リストを表す際に使用します。
ここで言う記述リストとは、「名前」と「値」の組み合わせのグループで構成されるリストのことです。
「名前」とはリスト項目名のことで、一般的にはdt要素で定義します。
「値」とはリスト項目に関連付けられる記述のことで、一般的にはdd要素で定義します。
「名前」と「値」の組み合わせの例を挙げるなら、用語と説明、質問と回答、メタデータ名と値などです。
尚、dl要素は、台詞のマークアップには不適切です。
対談や会話をマークアップする場合には、他の要素を使用してください。
以下のサンプルは、質問と回答のリストですが、
質問をdt要素、回答をdd要素でマークアップしています。
<article>
<h1>よくある質問(FAQ)</h1>
<dl>
<dt>このウェブサイトは何ですか?</dt>
<dd>HTMLやCSSの早見表です。</dd>
<dt>誰が使いますか?</dt>
<dd>ウェブを学ぶ人やウェブをつくる人です。</dd>
<dt>どのように使いますか?</dt>
<dd>目的別やABC順で知りたい項目を探します。</dd>
</dl>
</article>
名前と値の組み合わせは、1つ以上の名前とそれに続く1つ以上の値で構成されます。
名前(dt要素)と値(dd要素)は必ずしも一対一である必要はなく、
1つのdt要素に対してそれに関連するdd要素が複数あったり、
複数のdt要素に対して1つのdd要素でまとめて記述することもできます。
ただし、1つの値として記述されているdd要素の内容を、複数のdd要素に分割することはできません。
同じ値の一部を形成する段落が複数ある場合には、同じdd要素内にすべての段落を記述する必要があります。
以下のサンプルでは、1つのdt要素(著者)に対して2つのdd要素 (ジョンとルーク)が関連付けられています。
<dl>
<dt>著者
<dd>ジョン
<dd>ルーク
<dt>編集者
<dd>フランク
</dl>
以下のサンプルでは、3つのdt要素(用語)に対して1つのdd要素 (定義)が関連付けられています。
また、定義された単語であることを示すためにdfn要素を併用しています。
<dl>
<dt lang="ja"><dfn>色</dfn></dt>
<dt lang="en-US"><dfn>color</dfn></dt>
<dt lang="en-GB"><dfn>colour</dfn></dt>
<dd>網膜にある細胞が可視光線を受容して、その刺激を脳で分析して知覚される感覚。</dd>
</dl>
以下のサンプルは、div要素でdt要素とdd要素のグループをまとめています。
また、「著者」と「編集者」の2つのdt要素に対して、
「ロバート」と「ダニエル」の2つのdd要素を関連付けています。
<dl>
<div>
<dt>最終更新時刻</dt>
<dd>2004-12-23T23:33Z</dd>
</div>
<div>
<dt>推奨更新間隔</dt>
<dd>60秒</dd>
</div>
<div>
<dt>著者</dt>
<dt>編集者</dt>
<dd>ロバート</dd>
<dd>ダニエル</dd>
</div>
</dl>
以下のサンプルは、一連の指示を示すためにdl要素を使用しています。
これまでのサンプルでは項目の順序は重要ではありませんでしたが、このサンプルでは項目の順序に意味があります。
<p>上から順に確認して、最初に当てはまった方法で採点します:</p>
<dl>
<dt>金貨を5枚持っている場合</dt>
<dd>5ポイント獲得</dd>
<dt>金貨を1枚以上、かつ、銀貨を1枚以上持っている場合</dt>
<dd>2ポイント獲得</dd>
<dt>銀貨を1枚以上持っている場合</dt>
<dd>1ポイント獲得</dd>
<dt>上記以外の場合</dt>
<dd>0ポイント</dd>
</dl>
上から順に確認して、最初に当てはまった方法で採点します:
以下のサンプルは、用語集としてdl要素を使用しています。
定義された単語であることを示すためにdfn要素を併用しています。
<dl>
<dt><dfn>ロマネスク建築</dfn></dt>
<dd>11~12世紀頃に流行した分厚い石の壁などに特徴のある建築様式。</dd>
<dt><dfn>ゴシック建築</dfn></dt>
<dd>13~15世紀頃に流行した尖ったアーチなどに特徴のある建築様式。</dd>
<dt><dfn>バロック建築</dfn></dt>
<dd>17~18世紀頃に流行した装飾性や複雑さなどに特徴のある建築様式。</dd>
<dt><dfn>ロココ建築</dfn></dt>
<dd>18世紀頃に流行した曲線を多用する繊細さに特徴のある建築様式。</dd>
</dl>
以下のサンプルは、dl要素にmicrodata属性を指定してデザートに注釈をつけています。
<dl>
<div itemscope itemtype="https://schema.org/Product">
<dt itemprop="name">カフェ・オ・ショコラ リエジョワ
<dd itemprop="offers" itemscope itemtype="https://schema.org/Offer">
<span itemprop="price">3.50</span>
<data itemprop="priceCurrency" value="EUR">ユーロ</data>
<dd itemprop="description">コーヒー&チョコレートミックスにふわふわホイップクリーム!
</div>
<div itemscope itemtype="https://schema.org/Product">
<dt itemprop="name">クリーミー・バニラ・キャラメル
<dd itemprop="offers" itemscope itemtype="https://schema.org/Offer">
<span itemprop="price">3.50</span>
<data itemprop="priceCurrency" value="EUR">ユーロ</data>
<dd itemprop="description">バニラミルクにクリームブリュレと生キャラメルをミックス!
</div>
</dl>
以下のサンプルは、上記サンプルのdiv要素を使わずにマークアップした使用例です。
div要素でまとめる代わりに、
dt要素にitemref属性を指定してdd要素のid名とリンクさせています。
<dl>
<dt itemscope itemtype="https://schema.org/Product" itemref="1-offer 1-description">
<span itemprop="name">カフェ・オ・ショコラ リエジョワ</span>
<dd id="1-offer" itemprop="offers" itemscope itemtype="https://schema.org/Offer">
<span itemprop="price">3.50</span>
<data itemprop="priceCurrency" value="EUR">ユーロ</data>
<dd id="1-description" itemprop="description">コーヒー&チョコレートミックスにふわふわホイップクリーム!
<dt itemscope itemtype="https://schema.org/Product" itemref="2-offer 2-description">
<span itemprop="name">クリーミー・バニラ・キャラメル</span>
<dd id="2-offer" itemprop="offers" itemscope itemtype="https://schema.org/Offer">
<span itemprop="price">3.50</span>
<data itemprop="priceCurrency" value="EUR">ユーロ</data>
<dd id="2-description" itemprop="description">バニラミルクにクリームブリュレと生キャラメルをミックス!
</dl>