<html> …… HTML文書であることを表す











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<html>タグは、HTML文書であることを表す際に使用します。
<html>~</html>で定義されるhtml要素は、HTML文書のルート(一番の根本となる要素)であることを表します。
HTML文書は、html要素を根っこにして、そこから様々な要素が枝分かれするツリー構造となります。
<html>~</html>の直下には、
<head>の後に続けて、
<body>を配置します。
<html> や </html> の省略について
html要素の始まりがコメントではない場合には、開始タグ<html>を省略できます。
また、html要素の直後がコメントではない場合には、終了タグ</html>を省略できます。
html要素のlang属性で文書の言語を指定
html要素を使用する際には、lang属性でその文書の言語を指定することが推奨されています。
lang属性で言語を指定しておくことで、翻訳ツールがその文書を翻訳したり、音声ツールがその文書を発音する際などに役立ちます。
例えば、日本語の文書にはlang=”ja”、英語の文書にはlang=”en”、フランスの文書にはlang=”fr”、中国語の文書にはlang=”zh”を指定します。
■属性
- lang属性
- 言語コードを指定します。言語コードに大文字・小文字の区別はありません。
言語コード例:
ja(日本語)、
en(英語)、
en-US(アメリカでの英語)、
en-GB(イギリスでの英語)、
zh(中国語)、
zh-hk(ホンコンでの中国語)、
zh-tw(台湾での中国語)、
zh-sg(シンガポールでの中国語)、
ko(韓国語)、
de(ドイツ語)、
fr(フランス語)、
it(イタリア語)、
ru(ロシア語)、
es(スペイン語)、
pt(ポルトガル語)、
pt-br(ブラジルでのポルトガル語)、
nl(オランダ語)、
el(ギリシャ語)、
ar(アラビア語)、
など
■使用例
以下のサンプルでは、html要素のlang属性の値に”ja”を指定することで、ドキュメントの言語が日本語であることを宣言しています。
HTMLソース
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<title>音楽の共有</title>
</head>
<body>
<h1>音楽の共有</h1>
<p>
私が書いた曲を友達に聞いてもらいました。
彼らが書いた曲を私に聞かせてくれました。
私は誰かと音楽を共有するのが大好きです。
</p>
</body>
</html>
■関連項目
- <!DOCTYPE html> …… 文書型宣言を表す
- <html> …… HTML文書であることを表す
- <head> …… 文書のヘッダ情報を表す
- <body> …… 文書の本体(コンテンツ)を表す
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