<input type=date> …… 日付の入力欄を表す
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<input type=date>は、日付の入力欄を表す際に使用します。
input要素のtype属性の値に date を指定すると、
要素の値は特定の日付を表します。
<input type=date>で入力が想定されているのは、現代の暦に基づいて正確な日付と時刻を確立できる値です。
例えば、「ビッグバンから1ミリ秒後」「ジュラ紀の初期」「紀元前250年頃の冬」
などの時間を入力するのは不適切です。
これらはテキストとして入力してもらう方法が適しているでしょう。
また、グレゴリオ暦導入前の日付の入力にも適しません。
グレゴリオ暦の導入時期は国によってまちまちであり、
それ以前の日付を例外なく正確に現代の暦に変換することは簡単ではありません。
グレゴリオ暦導入前の日付をユーザーに入力してもらうには、
select要素を使用した数値入力などの方法が適しているでしょう。
■属性
- name属性
- フォーム部品に名前をつけます。
- value属性
- 入力される値を指定します。
input type=dateの場合、value属の値が空でないなら有効な日付の文字列である必要があります。 - min属性
- 最小値を指定します。
input type=dateの場合、min属性の値は有効な日付の文字列である必要があります。 - max属性
- 最大値を指定します。
input type=dateの場合、max属性の値は有効な日付の文字列である必要があります。 - step属性
- 変動幅を指定します。
input type=dateの場合、step属性の値は日数で表され、デフォルトのステップ値は1日です。
■使用例
以下のサンプルでは、入力値を1980年代より前の日付に制限しています。
HTMLソース
<input name=bday type=date max="1979-12-31">
↓↓↓
ブラウザ上の表示
■使用例
以下のサンプルでは、input要素のtype=dateを使用して
年/月/日の入力欄を作成しています。
HTMLソース
<form>
<fieldset>
<legend>日付範囲</legend>
<div>
<label for=start>自</label>
<input type=date id=start>
</div>
<div>
<label for=end>至</label>
<input type=date id=end>
</div>
<div>
<button>適用</button>
</div>
</fieldset>
</form>
↓↓↓
ブラウザ上の表示
input要素の終了タグについて
HTMLの仕様では、input要素には終了タグ</input>はありません。
■関連項目
- <form> …… フォームを表す
- <label> …… フォーム入力欄のキャプションを表す
- <input> …… フォーム入力欄を表す
- <input type=hidden> …… 非表示データを表す
- <input type=text> …… 1行プレーンテキストの入力欄を表す
- <input type=search> …… 検索用テキストの入力欄を表す
- <input type=tel> …… 電話番号の入力欄を表す
- <input type=url> …… URLの入力欄を表す
- <input type=email> …… 電子メールアドレスの入力欄を表す
- <input type=password> …… パスワードの入力欄を表す
- <input type=date> …… 日付の入力欄を表す
- <input type=month> …… 月の入力欄を表す
- <input type=week> …… 週の入力欄を表す
- <input type=time> …… 時刻の入力欄を表す
- <input type=datetime-local> …… ローカル日時の入力欄を表す
- <input type=number> …… 数値の入力欄を表す
- <input type=range> …… レンジ入力欄を表す
- <input type=color> …… 色の入力欄を表す
- <input type=checkbox> …… チェックボックスの入力欄を表す
- <input type=radio> …… ラジオボタンの入力欄を表す
- <input type=file> …… 選択ファイルを表す
- <input type=submit> …… フォーム送信ボタンを表す
- <input type=image> …… 画像ボタンを表す
- <input type=reset> …… リセットボタンを表す
- <input type=button> …… 汎用ボタンを表す
- <input maxlength=文字数> …… 入力を許容する最大文字数を指定する
- <input minlength=文字数> …… 入力を許容する最小文字数を指定する
- <input size=サイズ> …… 入力欄のサイズを指定する
- <input readonly> …… 読み取り専用にする
- <input required> …… 入力必須にする
- <input multiple> …… 複数選択可にする
- <input pattern=入力パターン> …… 入力を許容するパターンを指定する
- <input min=数値> …… 入力を許容する最小値を指定する
- <input max=数値> …… 入力を許容する最大値を指定する
- <input step=ステップ値> …… 入力のステップ値を指定する
- <input list=データリストID> …… データリストを紐づける
- <input placeholder=入力ヒント> …… 入力の際のヒントを表す
- <button> …… ボタンを表す
- <select> …… セレクトボックスを表す
- <datalist> …… 選択肢のデータリストを表す
- <optgroup> …… 選択肢グループを表す
- <option> …… 選択肢を表す
- <textarea> …… 複数行プレーンテキストの入力欄を表す
- <output> …… 実行結果の出力を表す
- <progress> …… タスクの進行状況を表す
- <meter> …… 既知の範囲内の測定値を表す
- <fieldset> …… フォームグループを表す
- <legend> …… フォームグループのキャプションを表す
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