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★HTML Living Standard リファレンス

<samp> …… コンピューターからの出力サンプルを表す
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<samp>タグは、コンピューターからの出力サンプルを表す際に使用します。

samp要素は、「このプログラムでこういう操作をするとこんな出力結果になります」と示す場合などに使用できます。

samp要素とoutput要素の違い

samp要素output要素の違いについて考えてみます。

samp要素は、「(想定では)こんな結果になります」という出力サンプルを表します。
以前に実行された実行結果をサンプルとして引用するのに適しています。

output要素は、いま出力された内容そのものを表します。
実行された計算などの出力そのものを表すのに適しています。

  • samp要素 …… プログラムを実行した場合の“結果サンプル”です。
  • output要素 …… プログラムを実行した結果の“出力そのもの”です。

samp要素と併用されることの多い
pre要素
kbd要素
output要素
のページも参考にしてください。

■使用例

以下のサンプルは、samp要素を文中にインラインで配置した使用例です。

HTMLソース

<p>
 コンピューターは
 <samp>このファイルを完全に削除しますか?</samp>
 と聞いています。
 どうしたら良いですか?
</p>

↓↓↓

ブラウザ上の表示

コンピューターは
このファイルを完全に削除しますか?
と聞いています。
どうしたら良いですか?

■使用例

以下のサンプルは、コマンドラインの出力サンプルを示しています。
kbd要素はユーザー入力を表します。
span要素はスタイリングのためのフックとして追加されています。

HTMLソース

<pre><samp>
<span class="prompt">C:Usersichiro></span> <kbd>cd ../</kbd>
<span class="prompt">C:Users></span> <span class="cursor">_</span>
</samp></pre>

↓↓↓

ブラウザ上の表示


C:Usersichiro> cd ../
C:Users> _

■使用例

以下のサンプルでは、コードとそのコードを入力した場合の出力サンプルを、
コードを表すcode要素と、
出力サンプルを表すsamp要素でマークアップしています。

HTMLソース

<pre>
<code class="language-javascript">console.log(2.3 + 2.4)</code>
<samp>4.699999999999999</samp>
</pre>

↓↓↓

ブラウザ上の表示

console.log(2.3 + 2.4)
4.699999999999999

■関連項目

  • <pre> …… フォーマットされたテキストを表す
  • <code> …… コードを表す
  • <var> …… 変数を表す
  • <samp> …… コンピューターからの出力サンプルを表す
  • <kbd> …… ユーザー入力を表す
  • <output> …… 実行結果の出力を表す
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