




word-wrapプロパティは、W3Cで審議中の仕様をInternet Explorerが独自に採用したもので、
表示範囲内に収まりきらない単語がある場合に、単語の途中で改行するかどうかを指定するに使用します。
word-wrapプロパティは、CSS3で標準採用されるかもしれません。
■値
- normal
- 単語の途中で改行はしません。この場合、必要に応じて表示範囲を拡大します。
- break-word
- 必要に応じて単語の途中で改行します。
■使用例
スタイルシート部分は外部ファイル(sample.css)に記述。
p.sample1 {width:150px; background-color:#99cc00; word-wrap: normal;}
p.sample2 {width:150px; background-color:#99cc00; word-wrap: break-word;}
HTMLソース
<html>
<head>
<link rel=”stylesheet” href=”sample.css”
type=”text/css”>
</head>
<body>
<p class=”sample1″>
メリーポピンズの歌に「世界で一番長い言葉はsupercalifragilisticexpialidocious」という歌詞がありますが、この言葉は造語です。実在の単語ではfloccinaucinihilipilificationが最長で、意味は「法的に無価値なものと見なすこと」だそうです。
</p>
<p class=”sample2″>
メリーポピンズの歌に「世界で一番長い言葉はsupercalifragilisticexpialidocious」という歌詞がありますが、この言葉は造語です。実在の単語ではfloccinaucinihilipilificationが最長で、意味は「法的に無価値なものと見なすこと」だそうです。
</p>
</body>
</html>
ブラウザ上の表示
メリーポピンズの歌に「世界で一番長い言葉はsupercalifragilisticexpialidocious」という歌詞がありますが、この言葉は造語です。実在の単語ではfloccinaucinihilipilificationが最長で、意味は「法的に無価値なものと見なすこと」だそうです。
メリーポピンズの歌に「世界で一番長い言葉はsupercalifragilisticexpialidocious」という歌詞がありますが、この言葉は造語です。実在の単語ではfloccinaucinihilipilificationが最長で、意味は「法的に無価値なものと見なすこと」だそうです。
■関連項目
text-justify …… 均等割付の形式を指定する(IEが独自に採用)
vertical-align …… 縦方向の揃え位置を指定する
text-decoration …… テキストの下線・上線・打ち消し線・点滅を指定する
text-underline-position・・下線の表示位置を指定する(IE独自の仕様)
text-indent …… 一行目のインデント幅を指定する
text-transform …… テキストの大文字表示・小文字表示を指定する
white-space …… ソース中のスペース・タブ・改行の表示の仕方を指定する
letter-spacing …… 文字の間隔を指定する
word-spacing …… 単語の間隔を指定する
text-autospace …… アルファベット等との間隔を指定する(IEが独自に採用)
line-break …… 禁則処理のしかたを指定する(IEが独自に採用)
word-break …… 文の改行の仕方について指定する(IEが独自に採用)
word-wrap …… 単語の途中で改行するかどうかを指定する(IE独自の仕様)
text-shadow …… テキストに影をつける