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ウェブページの最下部に、コピーライト表記を記載しましょう。
コピーライトとは著作権のことです。
よく見かける ©マーク、あれはCopyrightマークです。
©マークをウェブページ上に表示させるには、HTMLソース中で © と書きます。
©マークを表示させる代わりに、簡単に (c) や (C) と書いても良いでしょう。
コピーライト表記は、<small> ~ </small>でタグ付けします。
index に以下の記述を追加してください。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>ウェブサンプル株式会社</title>
</head>
<body>
<h1>ウェブサンプル株式会社</h1>
<h2>新着情報</h2>
<h3>新商品のご案内</h3>
<p>
あいうえおかきくけこさしすせそ(中略)
</p>
<h3>展示会への出展</h3>
<p>
あいうえおかきくけこさしすせそ(中略)
</p>
<h3>環境への取り組み</h3>
<p>
あいうえおかきくけこさしすせそ(中略)
</p>
<small>Copyright (c) ウェブサンプル株式会社 All Rights Reserved.</small>
</body>
</html>
保存をしたらブラウザで表示してみましょう。small要素は、一般的なブラウザではひと回り小さく表示されます。
コピーライト表記は、「このページ内のコンテンツの著作権は○○にあります」ということを明記しておくものです。
コンテンツのコピーを完全に防げるわけではありませんが、少なくとも権利を放棄していない意思表示にはなります。
上記の記述では、「All Rights Reserved.」と英語で表記していますが、もちろん日本語で表記しても良いですし、著作権の規定をより詳細に説明しても良いでしょう。
HTMLにはバージョンがあり、現在はHTML5で作成するのが標準となっています。
以前には、コピーライト表記は<address>タグで示すことが多かったのですが、これはHTML4の仕様に従っていたためです。
<small>はHTML4では「表示サイズを一回り小さくする」際に使用するタグでしたが、HTML5からは「免責・警告・著作権などの注釈や細目を表す」際に使用するタグに定義が変更されています。
また、<address>はHTML5では「連絡先・問合せ先を表す」際に使用するタグとなっています。
このチュートリアルでは、HTML5の仕様に合わせてウェブサイトを作成していきます。
そのため、コピーライト表記の部分は<small>タグでマークアップします。
これまでに「要素」という言葉と「タグ」という言葉が何度か登場していますが、どのように使い分けているのか、いまひとつ分かりにくいかもしれません。
例えば、以下のようなHTMLソースがあった場合、どこからどこまでが要素で、どこからどこまでがタグでしょうか?
<p>段落となります。</p>
要素とは、HTML文書内で何らかの役割を持ったひとまとまりのことです。
p要素ならば、段落という役割を持ったブロック全体を指します。
これは、上記のHTMLソースで言えば、
<p>段落となります。</p>
の全体に当たります。
タグというのは、目印を付ける記号・フダのことです。
上記のHTMLソースで言えば、
<p>
や
</p>
がタグに当たります。
<p>
の部分が開始タグ、
</p>
の部分が終了タグです。
そして、「段落となります。」の部分が要素内容となります。
ここまでの制作段階で、サンプルサイトは以下の状態となっています。
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