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フォントの種類を指定する際には、CSSのfont-familyプロパティを使用します。
base.cssに以下の記述を追加してください。
@charset "utf-8";
body {
font-size:95%;
font-family: "MS ゴシック",sans-serif;
}
保存をしたらブラウザで表示してみましょう。
画面は以下のように表示されているはずです。。
標準的なフォントを明示的に指定しただけなので、標準的な環境では画面上の変化は無いかもしれません。
font-family: “MS ゴシック”,sans-serif; は、「body要素のフォントをMS ゴシックにしなさい。
その環境にMS ゴシックが無ければサンセリフ系のフォントにしなさい」という指定です。
font-familyプロパティの値を半角カンマ( , )で区切って複数指定すると、利用するフォントの候補を指定することができます。
複数の候補を指定しておくことで、ユーザー環境で利用可能なものが記述順に選択されるようになります。
指定したフォントがユーザーの環境にインストールされていない場合には、ブラウザで設定されたデフォルトのフォントで表示されます。
“MS ゴシック”のようにフォント名にスペースなどが含まれている場合には、ダブルクォーテーション( ” )またはシングルクォーテーション( ‘ )で囲みます。
セリフとは、フォントの端などにつけるヒゲ飾り(うろこ)のことです。
セリフ系フォントはヒゲ飾り付き書体で、代表的なものには明朝体、Times、Centuryなどがあります。
サンセリフ系フォントはヒゲ飾りの付いていない書体で、代表的なものにはゴシック体、Helvetica、Arialなどがあります。
例えば、font-family:serif; と指定した場合、「その環境にある明朝系のフォントにしなさい」ということで、
ユーザーの閲覧環境にある明朝系フォントで標準的なものが利用されてテキストが表示されます。
<p style="font-family:serif; font-size:x-large;">ABC abc あいうえお 漢字</p>
ABC abc あいうえお 漢字
また、font-family:sans-serif; と指定した場合、「その環境にあるゴシック系のフォントにしなさい」ということで、
ユーザーの閲覧環境にあるゴシック系フォントで標準的なものが利用されてテキストが表示されます。
<p style="font-family:sans-serif; font-size:x-large;">ABC abc あいうえお 漢字</p>
ABC abc あいうえお 漢字
たいていの閲覧環境には明朝系フォントとゴシック系フォントくらいは標準的に入っているものですが、
font-family:sans-serif; と指定しても、閲覧環境にゴシック系フォントが一つも入っていない場合には、明朝系フォントで表示されるかもしれません。
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