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★ウィンドウ幅によるスタイル切り替えのテスト

ウィンドウ幅によるスタイル切り替えのテスト

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ウィンドウ幅に応じてスタイルが切り替わるかどうか、表示テストをしてみましょう。

テキストエディタを起動してファイルを新規作成してください。
ファイル名を「base_sp.css」、文字コードに「UTF-8」を選択して新規保存します。
すでにあるbase.cssをコピーして作成しても良いでしょう。

base_sp.cssの内容を以下のCSSソースにしてください。
以下のCSSソースは、表示テスト用としてh1要素の背景色を赤くするスタイルを指定しています。

CSSソース(base_sp.css)

@charset "utf-8";

h1 {background-color:red;}	/*表示テスト用*/

変更を保存したらindex をブラウザで開いて表示テストをしてみましょう。
ブラウザのウィンドウをリサイズして、横幅が800ピクセル以下になった場合に、h1要素の背景が赤くなってスタイルが切り替われば成功です。

横幅801以上の場合

横幅801以上の場合、h1要素の背景は赤くない

横幅800以下の場合

横幅800以下の場合、h1要素の背景が赤い

スマートフォンでは以下のような表示となります。

スマートフォン 縦位置

h1要素の背景が赤いスマホ縦位置画面

スマートフォン 横位置

h1要素の背景が赤いスマホ横位置画面

h1要素の背景を赤くしたのは、あくまでもテスト表示用のスタイル指定ですが、
とにかくウィンドウサイズによって、適用されるスタイルを振り分けられることが確認できました。

あとは、スマートフォンの画面サイズに合わせたスタイルをCSSで作り上げていくだけです。
次回、スマートフォン向けのCSSソースを作成していきましょう。

メディアクエリと各端末のサポート

メディアクエリは、比較的新しい機能です。
旧いブラウザを使用している場合には、ブラウザウィンドウの横幅を800ピクセル以下にしても、スタイルの変化が起きないかもしれません。
その場合には、Google Chromeなどのブラウザで表示確認してください。

スマートフォンやタブレット端末はCSSの新機能のサポートが早く、メディアクエリについてもiPhoneをはじめとする主なデバイスで問題なく動作します。

ここまでの制作段階で、サンプルサイトは以下の状態となっています。

まとめ
  1. ウィンドウ幅に応じてスタイルが切り替わるかどうか、表示テストをする
  2. メディアクエリは旧いブラウザではサポートされていないが、スマートフォンではCSS3のサポートが進んでいる
  3. スタイルの切り替えが確認できれば、あとはスマートフォンに合わせたスタイルをCSSで作り上げていくだけ
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