unicode-bidi …… Unicodeの文字表記の方向を上書きする
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unicode-bidiプロパティは、Unicodeの文字表記の方向を上書きする際に使用します。
Unicode(ユニコード)とは、言語に関係なくすべての文字に独立した番号を与え、
文字コードの切り替えなしに、世界中の文字を統一された文字コードで表現しようとする規格です。
Unicodeでは英語や日本語は左から右へ、アラビア語やヘブライ語は右から左へというように、
言語により文字表記の方向が規定されていますが、
unicode-bidiプロパティは、この設定に新たに文字方向に関する指定を組み込んだり、設定を無効にする上書きを行います。
上書きする文字表記の方向は、directionプロパティで値を指定します。
■値
■使用例
スタイルシート部分は外部ファイル(sample.css)に記述。
p.sample1 {direction: rtl; unicode-bidi: bidi-override;}
p.sample2 {direction: ltr; unicode-bidi: normal;}
HTMLソース
<html>
<head>
<link rel=”stylesheet” href=”sample.css”
type=”text/css”>
</head>
<body>
<p class=”sample1″>
いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに…
</p>
<p class=”sample2″>
どの帝の御代のことであったか、女御や更衣たちが大勢お仕えなさっていたなかに…
</p>
</body>
</html>
↓↓↓
ブラウザ上の表示
いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひけるなかに…
どの帝の御代のことであったか、女御や更衣たちが大勢お仕えなさっていたなかに…
■関連項目
overflow …… はみ出た内容の表示方法を指定する
overflow-x …… はみ出た内容の表示方法を指定する(IE独自の仕様)
overflow-y …… はみ出た内容の表示方法を指定する(IE独自の仕様)
position …… ボックスの配置方法(基準位置)を指定する
top …… 上からの配置位置(距離)を指定する
bottom …… 下からの配置位置(距離)を指定する
left …… 左からの配置位置(距離)を指定する
right …… 右からの配置位置(距離)を指定する
display …… 要素の表示形式(ブロック・インライン・フレックス等)を指定する
float …… 左または右に寄せて配置する
clear …… 回り込みを解除する
z-index …… 重なりの順序を指定する
visibility …… ボックスの表示・非表示を指定する
clip …… ボックスを切り抜き表示(クリッピング)する
direction …… 文字表記の方向(左右)を指定する
unicode-bidi …… Unicodeの文字表記の方向を上書きする
writing-mode …… 文字表記の方向(縦横)を指定する(IE独自の仕様)
overflow-x …… はみ出た内容の表示方法を指定する(IE独自の仕様)
overflow-y …… はみ出た内容の表示方法を指定する(IE独自の仕様)
position …… ボックスの配置方法(基準位置)を指定する
top …… 上からの配置位置(距離)を指定する
bottom …… 下からの配置位置(距離)を指定する
left …… 左からの配置位置(距離)を指定する
right …… 右からの配置位置(距離)を指定する
display …… 要素の表示形式(ブロック・インライン・フレックス等)を指定する
float …… 左または右に寄せて配置する
clear …… 回り込みを解除する
z-index …… 重なりの順序を指定する
visibility …… ボックスの表示・非表示を指定する
clip …… ボックスを切り抜き表示(クリッピング)する
direction …… 文字表記の方向(左右)を指定する
unicode-bidi …… Unicodeの文字表記の方向を上書きする
writing-mode …… 文字表記の方向(縦横)を指定する(IE独自の仕様)
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